SEO対策とは?意識すべきポイントや注意点、具体的なやり方について紹介

SEO対策とは?

SEO対策とは『Googleなどの検索エンジンで表示順位を上げる対策』のことです。SEO対策には専門的な知識やノウハウ、労力や時間が必要となります。本記事ではこれらのSEO対策について意識すべきポイントや具体的なやり方を紹介していきます。SEO対策に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Googleが掲げる10の事実とは

SEO対策をする上で、検索エンジンの大部分を占めているGoogleへの理解は非常に重要です。特に以下の『Googleが掲げている10の真実』については、SEO対策に関わる人であれば必ず理解しておくべきです。

Googleが掲げる10の事実

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
  2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
  3. 遅いより速いほうがいい。
  4. ウェブ上の民主主義は機能する。
  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
  7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
  8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
  9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
  10. 「すばらしい」では足りない。

これら10の真実から読み取れることとして、コンテンツの専門性や一貫性、表示速度の速さが重要なことや、不正な対策への厳しい対応などがあります。SEO対策をする際は、これらの大原則を忘れないように取り組むようにしましょう。

主なSEO対策の種類

続いて、基本となるSEO対策ついて紹介したいと思います。

コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、良質なコンテンツを継続的に発信することでGoogleなどの検索エンジンから集客するための施策であり、コンテンツマーケティングの1つです。SEOを意識した記事を増やしていく等の対策がこれに当たります。

内部対策

内部対策とは、webサイト内で行うSEO対策のことです。Webサイトの構造をGoogleなどの検索エンジンに正しく伝え、ユーザビリティを向上させるための対策と言えば分かりやすいでしょう。どれだけコンテンツや内容が良くても、サイト内がGoogleが推奨するソースコードの構成と異なっていると、適切な評価を受けにくくなります。こういった技術的な部分を改善することも、検索エンジンで上位表示されるために重要な施策です。

外部対策

外部対策とは、他のサイトから自分のサイトへリンクを貼ってもらうなど、外部との関わりを作ることでサイトがweb上で存在感を増すための施策です。俗にいう被リンクの数は、そのサイトの評価に大きく関わってきます。しかし、被リンクを購入したり、被リンク用のサイトを量産するといった行為はGoogleから厳しく取り締まられています。もしもこういった方法で対策している場合は、サイトの評価が大きく下がる可能性があるので注意しましょう。

SEO対策のやり方

ここからはよくある具体的なSEO対策のやり方について紹介していきます。初めてSEO対策をする場合は、以下のことを重視して取り組むと良いでしょう。

高品質なコンテンツの制作

Webサイトのコンテンツとして最も注力したいのが『高品質な記事』の制作です。高品質な記事とは、Webサイトの方向性とマッチした内容で、専門性、独自性、網羅性などが高い記事のことです。記事数が多ければ検索順位があがると考えている方もいますが、ただ記事を量産しても思ったような効果は得られません。しっかりとキーワード選定や競合記事との差別化を図った高品質な記事を、着実に増やしていくようにしましょう。

HTMLタグの最適化

内部対策として、Webサイト内のHTMLタグをGoogleが推奨する構造にしていくことも大切です。例えば、内部リンクの設計、タイトルタグ、メタタグ(特にメタ ディスクリプション)、見出しの調整などには、検索エンジンに読み込んでもらうためのセオリーがあります。コンテンツは揃っているのになかなかアクセスが増えないといった場合、こういった内部対策が大きな効果を発揮する可能性があります。

外部リンクの獲得

外部リンク、つまり被リンクを獲得するためには、他サイトから紹介&引用されるような信頼のおけるWebサイトを作り上げ、かつプレスリリースなどで外部に知ってもらう機会を増やすことが大切です。

サイトの高速化

ページの表示速度はGoogleが掲げる10の真実にもあるように、重要な評価基準となっています。デザインなどに凝るあまり、ページの表示速度が遅くユーザーにストレスを与えていないかチェックしましょう。表示速度が気になる場合、速度を上げるための施策をすることでサイトの順位が改善する可能性があります。

SEO対策でやってはいけないこと

最後に、SEO対策で『やってはいけないこと』について紹介したいと思います。

YMYLに関するコンテンツには注意

YMYLとはYour Money or Your Lifeの頭文字をとった言葉であり、金銭、医療、法律、公民、ショッピングなどの分野を意味しています。これらに関するコンテンツの内容は、人の人生や金銭に大きく影響する可能性があるため、かなり厳しく評価されています。これらの分野に関わるコンテンツを制作する場合、内容の信憑性、専門性、権威性などに十分注意するようにしましょう。

外部リンクを買わない

何度も触れていますが、外部対策として被リンクを購入することは止めましょう。これらの行為が判明すると、ペナルティを受けサイトの評価が大きく下がる原因になります。

内容が似すぎているコンテンツを作らない

キーワードや内容が似すぎているコンテンツを複数つくると、コンテンツ同士で足を引っ張り合う現象がおきます。そのため、あるテーマやコンセプトに沿ったコンテンツを制作する場合は、内容がかぶり過ぎないように注意しましょう。

低品質なコンテンツを量産しない

Webサイトの評価につながるドメイン力は、ある程度のコンテンツ量がないとなかなか上がりません。しかし、ただコンテンツの量が多ければ良いというわけではなく、コピーコンテンツや内容が浅すぎるコンテンツを量産する位なら、質の良いコンテンツが数少なくある方が良いとさえ言われています。コンテンツを増やす際には、質を重視するようにしてみてください。

まとめ

いかがでしたか。SEO対策には意識すべきポイントや行ってはいけない対策、基本となるやり方があります。SEO対策をしていく場合は、これらの項目に注意して取り組んでいくようにしましょう。本記事が皆様の参考になれば幸いです。

執筆者情報

Ayumi Takamura

Ayumi Takamura

各種マーケティングツールを使いこなし、戦略から執筆まで一貫して任せることができるライター。検索結果上位表示実績も多数。
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