WordPressで「更新に失敗しました。返答が正しいJSONレスポンスではありません」のエラー表示がされる場合の対処法

ワードプレスで「更新に失敗しました。返答が正しいJSONレスポンスではありません」というエラーが表示される場合があります。

投稿編集ページで「公開」をしようとするとこのエラーが出て公開ができないという状況などですね。

これまでワードプレスを使ったサイトを制作・運営する中で何度かこのエラーに遭遇したことがあり、その都度ネットで調査をするのですが、毎回参考になるページを見つけるのに時間を要するため備忘録として主な原因と対処方法をまとめておきたいと思います。
 

エラーの原因

これまでの経験上、このエラーが出る原因は.htaccessファイルにあることが多いようです。

なんらかのきっかけで.htaccessファイルの内容が書き換わり、デフォルトで記述されている内容が消えてしまったというケースが考えられます。

まずはこの部分を疑ってみるのがよいでしょう。

今回のケースでは、Xserverの管理画面(サーバーパネル)でアクセス制限の設定を変更後にエラーが生じました。

レンタルサーバー側の管理画面設定で.htaccessファイルを自動的に書き換える場合に、なんらかの条件で正常に書き換えが行われないことがあるのではないかと推測しています。
 

対処法

エラーを修正するには、もともと記載されていた.htaccessの内容を追加すれば大丈夫です。

FTPソフトなどでレンタルサーバーに接続して.htaccessをダウンロードし編集後再アップロードをしましょう。

といってももともとどんな記述がされていたかわからないと思いますので、以下にデフォルトの記述を書いておきます。

# BEGIN WordPress
# `BEGIN WordPress` から `END WordPress` までのディレクティブ (行) は
# 動的に生成され、WordPress フィルターによってのみ修正が可能です。
# これらのマーカー間にあるディレクティブへのいかなる変更も上書きされてしまいます。

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]


# END WordPress

※内容はワードプレスのバージョン等で変わる可能性がありますのでご了承下さい。

今回のケースでは上記.htaccessファイルの設置でエラーが解消されました。
 

最後に

これはあくまで私が経験した当該エラーの修正方法ですが、もしかするとエラーの原因はひとつだけではないかもしれません。

もしこの方法でなおらない場合はご自身で原因調査を行って頂ければと思います。

ご自身で解決が難しい場合はタドワークスで調査・修正の代行も可能ですのでお問合せ頂ければと思います。