キーワードプランナーの「競合性」とSEOにおける「キーワード難易度」の違いについて

今回クライアント様から、SEO対策にあたって、キーワードプランナーの広告競合度とSEO難易度は何が違うのかという質問を頂いたのでこちらでも少しご紹介したいと思います。

Googleキーワードプランナーとは

GoogleキーワードプランナーはGoogleのリスティング広告を出稿するにあたって、キーワードのニーズを調べるためのツールです。

画面内の検索窓にキーワードを入れると、そのGoogle検索でそのキーワードが検索された回数を期間別に確認することができます。

この月間検索回数はSEO対策でも非常に重要な指標となります。

またこのツールでは広告出稿時のキーワードの競合性(低・中・高)や広告単価についてもチェックすることができます。

[blogcard url=”https://ads.google.com/intl/ja_jp/getstarted/”]
 

キーワード難易度とは

キーワード難易度はあるキーワードの自然検索において検索結果上位に上げる難しさを表す指標です。

これはGoogleによって提供される数値ではなく、SEO難易度を算出するそれぞれのサービスによって独自のロジックを持っているものと思われます。

絶対値としての正確性はわかりませんが、相対的にキーワードの難易度を比較する上では(経験上)参考になる指標ではあります。

[blogcard url=”https://seopack.jp/keyword/”]
 

キーワードプランナーの競合性とキーワード難易度の違い

キーワードプランナーの競合性はあくまでも広告出稿時の競合性となりますので、これがそのまま自然検索におけるキーワード難易度とリンクしているかというとそうとは言えません。

例えば、広告では人気があるものの一般的なウェブページとしてはあまり情報のないようなキーワードがあれば、キーワードプランナー上の競合性は高いけれどキーワード難易度は低いといったケースが考えられます。

また、これとは逆にギャンブル関連などで積極的に広告出稿ができないような場合は、広告の競合性は低いけれど、自然検索のキーワード難易度は非常に高いといった場合もあります。

このように、需要の高いキーワードほど競合が多くなるという点で共通点はあるものの、このふたつが必ずしもリンクするわけではないということは覚えておくとよいかもしれません。
 

まとめ

キーワードプランナーの競合性とSEOのキーワード難易度の違いをなんとなくご理解頂けたでしょうか?

SEO対策の指標としては、キーワード難易度を参考にするとよいかと思います。